
ロシアの侵略を受けるウクライナのゼレンスキー大統領は17日、ウクライナ軍が露首都モスクワや近郊への大規模な長距離攻撃に成功したとし、「戦争は『母港』に戻っている」と述べた。攻撃は13~14日にかけた露軍の大規模攻撃によりウクライナの首都キーウで24人が死亡したことなどに対する報復だったとした上で、「他国に侵略戦争を仕掛けるべきではないというシグナルだ」と指摘した。
今回の攻撃について、ウクライナ軍参謀本部とウクライナ保安局(SBU)は17日、ロシアの軍需施設や原油精製施設などを標的としたと発表。攻撃にはウクライナ製のミサイルを使用したとも説明した。地元メディアが伝えた。
一方、ロシア側は今回の攻撃の結果、モスクワで12人が負傷したほか、モスクワ近郊のモスクワ州で3人が死亡したと発表。在露インド大使館は死者の1人がインド人労働者だったと公表した。露西部ベルゴロド州でも1人が死亡した。
露国防省は17日、16日夜~17日早朝にかけ、モスクワ近郊を含む各地で計556機のウクライナのドローン(無人機)を撃墜・無力化したと主張した。
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