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兵庫県たつの市の住宅で、住人の母娘2人が死亡しているのが見つかった事件で、20日、捜査関係者への取材により、2人の上半身に複数の刺し傷があることが明らかになった。母親の澄恵さん(74)には比較的多くの傷が確認されており、兵庫県警は事件に巻き込まれた可能性が高いとみて、司法解剖で死因や死亡時期を詳しく調べる方針だ。
県警によると、死亡したのは田中澄恵さん(74)と長女の千尋さん(52)。澄恵さんは木造2階建て住宅の1階玄関付近で、千尋さんはその先の廊下で、それぞれ倒れていた。
19日午前9時半ごろ、母娘の知人から「2人と連絡が取れない」と近くの交番に相談があり、約1時間後に安否確認で駆けつけた警察官が2人の遺体を発見した。玄関のドアは施錠されておらず、窓ガラスなどが割られた形跡は確認されていないという。
現場はJR姫新線播磨新宮駅から南に約1キロの住宅街。20日朝も周囲に規制線が張られ、警察官が警戒にあたるなど物々しい雰囲気が続いていた。
2人と面識があるという近くの女性(73)は「報道で知ってびっくりした。本当にこんなことが起きるのか」と驚きを隠せない様子で話していた。