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半世紀以上にわたるロングセラー「ふじっ子塩こんぶ」の減塩タイプで、フジッコは暑さ対策やスイーツのお供といった新しい食べ方を提案している。若い世代に塩こんぶを認知させる狙いだ。
同社が暑さ対策に着目したのは、汗で失われるミネラルの補給に塩こんぶが適しているからだ。昆布にはカリウムやナトリウムが豊富で、研究開発部の紙谷年昭さんは「スポーツ時の暑さ対策として、水分と一緒に取るという活用法もある」と話す。
実際、フジッコは2013年から後援するマラソン大会で走者に塩こんぶをそのまま提供してきたが、運動時の食品としての認知はまだ十分ではない。
昨年春にブランドマネージャーに就いた山下正義さんは市場分析を開始。減少傾向にあった塩こんぶ市場は2015年度を底に回復し、2017年度は前年比8%増となった。調味料としての業務用需要が拡大している。
こうした動きを背景に、フジッコはスイーツとの組み合わせなど新たなシーンを提案し、市場拡大を目指す。