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Googleは2026年6月、社内の全職種を対象とした給与テーブルを初めて公開した。これは企業の透明性を高める取り組みの一環で、ソフトウェアエンジニアからマーケティング、人事まで幅広い職種の年収レンジが明らかになった。最高額はシニアソフトウェアエンジニアで、最大約3200万円に達する。
公開されたデータによると、エントリーレベルのソフトウェアエンジニアの年収は約1200万円から1500万円、ミドルレベルで1800万〜2200万円、シニアレベルで2500万〜3200万円とされる。これに加えて、株式報酬やボーナスが別途支給されており、実際の総報酬はさらに高くなる可能性がある。
データサイエンティストの年収は1000万〜2800万円、プロダクトマネージャーは1100万〜3000万円と、職種によって大きく変動する。また、デザイナーやテクニカルライターなどの専門職も900万〜2000万円の範囲で設定されている。地域別では、シリコンバレー本社が最も高く、東京などの拠点は現地市場に合わせて調整されている。
給与テーブルには、経験年数やパフォーマンス評価に応じた段階が細かく設定されており、昇進やスキル習得によって大幅な収入増が見込める仕組みだ。同社は「透明性を高めることで、社員のキャリア形成を促進し、不公平感を減らす」と説明している。
この公開は他社にも影響を与える可能性がある。競合する大手テック企業はこれまで給与情報を非公開にする傾向が強かったが、Googleの取り組みを機に業界全体で透明性が進むとの見方も出ている。一方で、公開された数値はあくまで基準であり、個人の交渉力や特殊スキルによって異なる点に注意が必要だ。