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安倍晋三元首相の死去から8日で4年となった。旧安倍派(清和政策研究会)のメンバーらは東京都内で会合を開き、故人をしのんだ。同派は1年前に正式解散したが、一部メンバーによる再結集の動きもみられる。ただ、派閥パーティー収入不記載事件の余波が続き、かつて最大派閥として君臨した勢いは失われている。
会合は8日夜、東京・銀座の日本料理店で開催された。安倍政権で官房長官を長く務めた菅義偉元首相も出席し、約20人が集まった。
会合の中心となったのは、第2次安倍政権で官房副長官を務めた旧安倍派の西村明宏元環境相だ。出席者によると、西村氏が安倍氏の思いをつなぐよう呼びかけ、菅氏があいさつした後、一同で献杯した。安倍氏の写真を前に、故人をしのぶ時間を持ったという。
旧安倍派は昨年解散したが、当時のメンバーは複数のグループに分かれて定期的に会合を重ねている。一部では派閥復活を模索する動きもあり、今回の「しのぶ会」もその流れの一つとみられる。しかし、結束には依然として距離がある。
不記載事件では旧安倍派の閣僚や幹部らが相次いで処分を受け、国民の信頼は大きく損なわれた。安倍氏死去から4年が経過しても、同派の影響力回復の見通しは立っていない。