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サントリーは16日、2026年下期のビール戦略を発表した。今年10月に予定されるビール類の税率一本化を機に、第3のビール「金麦」シリーズをビール化し、日常的に家で楽しむ「デイリービール」と位置づけ、価格を抑えて消費者の獲得を目指す。既に発表していた2種類のラインアップに加え、飲みごたえのあるラガービール「豊潤」も新たに投入する。
ビール化される「金麦」と「金麦 糖質75%オフ」は、いずれも麦芽比率を50%以上に高めた上で、従来のすっきりとした飲み心地を維持しつつ、麦のうまみと飲みごたえを強化した。パッケージはこれまでの金麦が青、糖質75%オフが緑のデザインを踏襲し、正面に「生ビール」と明記している。
新たにラインアップに加わる「豊潤」も麦芽比率を50%以上とし、プレミアムビール「ザ・プレミアムモルツ」で使用される希少なダイヤモンド麦芽を一部に採用。さらに麦芽を2回煮出す「ダブルデコクション製法」を取り入れることで、飲みごたえのあるビールに仕上げたという。
金麦シリーズは第3のビール市場で3割を超えるシェアを獲得し、固定ファンも多い。ビール類の税率が一本化され第3のビールなどの税率が引き上げられた後も、低価格帯の「エコノミービール」としての価格優位性は残るため、今後も一定の需要が見込める。
西田英一郎社長は16日の説明会で「金麦をビール化することで、手頃な価格で満足感のあるビールを楽しみたいというお客さまのニーズにしっかり応えていく」と話した。