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Ayase Ueda of Japan celebrate after scores during the FIFA World Cup 2026, Group F match between Japan and Tunisia at BBVA Stadium on June 20, 2026 in Monterrey, Mexico. (Photo by Icon Sport)オランダの名門フェイエノールトに所属する日本代表FW上田綺世に対し、トルコの名門フェネルバフチェが大型オファーを提示したことが分かった。9日付のオランダ紙『テレグラフ』が報じている。
同紙によると、スュペル・リグで過去19度の優勝を誇るフェネルバフチェは、上田の獲得に向けて2000万ユーロ(約37億円)を超える移籍金を準備。すでに正式なオファーを送ったという。ただし、上田本人がこの移籍に前向きなのかどうかは現時点では不透明とされており、今後の交渉次第では大きく動く可能性もある。
一方で、上田は以前から一貫してプレミアリーグでのプレーを希望しているという。しかし、現時点でプレミア勢からの具体的なオファーは届いておらず、関心を示すクラブも浮上していない状況だ。本人の希望と現実のズレが、今夏の移籍市場をにらむ上での注目点となりそうだ。
上田は1998年生まれの27歳。鹿島アントラーズからサークル・ブルッヘを経て、2023年夏にエールディヴィジ3強の一角であるフェイエノールトへ移籍した。加入後は公式戦通算109試合に出場し、40ゴール6アシストを記録。昨シーズンのリーグ戦では31試合で25ゴールを挙げ、日本人選手として初めて得点王に輝くなど、確かな決定力を示してきた。
フェイエノールトが上田を獲得した際の移籍金は、推定900万ユーロ(約16億円)。今回フェネルバフチェが提示したとされる金額はその倍以上に上るため、売却が実現すればクラブにとっては大きな利益となる。『テレグラフ』もその点に注目しており、フェイエノールトはすでに退団の可能性を考慮し、ベルギー1部ウェステルローから21歳のスペイン人FWナチョ・フェリを獲得済みだ。
なお、フェネルバフチェは上田への関心を明らかにしつつも、ベルギー代表FWロメル・ルカクの獲得に向けてナポリとの交渉を進行中と伝えられている。クラブ間には依然として金銭面での隔たりがあるものの、合意に近づいているという。W杯予選を経て成長を続ける上田が、飛躍の地であるフェイエノールトを離れ、新たな挑戦の場を選ぶのか。今後の動向から目が離せない。