
連休明けの職場に漂う「なんとなくしんどい」空気。その原因は従来の疲労とは異なり、家族サービスの疲れや独身者の孤独、新入社員のキャリア不安など、世代や立場によって多様化している。ある40代管理職は「部下の手前、言えなくて…」と嘆く。あなたは本当に心身をリセットできているだろうか。
家族連れの社員は、GW中の帰省や旅行で計画や費用負担が重なり、むしろ疲労が蓄積。休み明けに「家族サービスに追われた」とこぼす声は少なくない。特に子育て世代は子どもの世話やイベント調整で自分の休息時間が取れず、慢性的な睡眠不足に陥りがちだ。
一方、独身者の間では、連休中の孤独感が5月病を悪化させる要因に。SNSで周囲の華やかな投稿を見て「自分だけ取り残された」という疎外感を抱えるケースが増えている。休み明けに同僚との会話で休日の話題が出ると、さらに孤立を深めてしまう。
今年入社したZ世代の新入社員は、初めての長期休暇を経て「自分はこの会社でやっていけるのか」という不安に襲われるという。研修やOJTで覚えた業務を忘れてしまう焦りや、職場の人間関係に適応できるかというプレッシャーが休み明けに一気に表面化する。
対処法はそれぞれの原因に合わせて変える必要がある。管理職は部下の事情をくみ取った声かけを、独身者は自分のペースで過ごす計画を、新入社員は先輩との定期的な面談を心がけたい。休み明けの1週間は無理をせず、業務を段階的に再開することで、5月病を予防できる。