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国際オリンピック委員会(IOC)は7日、ロシアの国際大会への参加を制限するよう国際競技連盟(IF)に求めていた勧告を全面的に解除すると発表した。ロシア・オリンピック委員会(ROC)への資格停止処分も暫定的に解く方針を示した。
これまでIOCは、2022年2月のウクライナ侵攻開始後、ロシアとベラルーシの選手に対し、個人資格の「中立選手」としてのみ出場を認めるようIFに勧告していた。この制限は大会ごとに対応が分かれ、混乱を招いていた。
今回の決定により、IFはロシア選手の参加制限を独自に判断できるようになる。IOCは声明で「スポーツは政治から独立すべきだ」との基本原則を強調し、勧告解除の理由を説明している。
一方、ウクライナ側は即座に反発した。ウクライナ・オリンピック委員会は「ロシアの軍事侵略を正当化するものだ」と非難し、国際的な連携を呼びかける声明を発表した。欧米諸国からも批判の声が上がる可能性がある。
今回の措置は2024年パリ五輪や2026年ミラノ・コルティナ五輪へのロシア復帰を視野に入れたとみられる。今後の競技大会を巡り、各国との調整が本格化しそうだ。