
共働き家庭が増え、中学受験の形も大きく変化しています。かつて「親の関与が不可欠」とされた学習塾サピックスも、保護者負担を軽減する新たな仕組みを導入。家庭と塾が協力して子どもを支える時代、どのように受験勉強を進めるのがいいのでしょうか。
SAPIXの本部長は「管理しすぎはNG」と断言する。子どもに細かく指示を出しすぎると、自ら考える力が育たないからだ。共働き家庭では時間が限られるが、その分、効率的な環境づくりが重要だと指摘する。
さらに「完璧主義は不要」と強調。親が全てを完璧にこなそうとすると、プレッシャーが子どもに伝わり、ストレスになる。むしろ、できていない部分を気にせず、子どものペースを尊重する姿勢が大切だと述べている。
具体的な伴走方法として、塾のシステムを活用したタスク管理や、親子での短いコミュニケーションを推奨。共働き家庭では帰宅後の時間を有効に使い、週末にまとめて学習サポートする方法も効果的だという。
子どもの成長を信じ、過度な介入を避けることが、最終的には中学受験での成功につながる。家庭と塾がそれぞれの役割を果たすことで、子どもは自立して学ぶ力を身につけられると結んでいる。