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日本の化粧品業界は2033年までに輸出額を4倍に引き上げる目標を掲げ、取り組みを加速させている。しかし、韓国のKビューティーがSNSを駆使した認知拡大と購買誘導で急成長を遂げる中、高品質を強みとする日本勢は新しい競争環境で苦戦を強いられている。業界のキーマンはこの現状に危機感を募らせ、勝ち筋を模索する。
韓国コスメは、インフルエンサーやK-POPとの連携を通じてグローバルな若年層にリーチし、SNS上でのバズを即座に購買に結びつけるマーケティングが特徴だ。これに対し、日本ブランドは伝統的な百貨店チャネルや品質訴求に依存しがちで、デジタルマーケティングへの投資が遅れている。
日本勢の強みは、厳格な品質管理と安全性への信頼にある。しかし、その高品質が価格に反映され、新興国市場では韓国製品のコストパフォーマンスに押される場面も多い。また、ブランドストーリーやビジュアル面での訴求力で差をつけられている。
さらに、海外進出には各国の規制や認証取得の壁が立ちはだかる。特にアジア市場では、韓国が先行して現地規制に対応しており、日本企業は後発として不利な立場に立たされている。業界団体は規制のハーモナイゼーションを求める声を強めている。
キーマンは、日本勢が品質だけでなく、SNS時代に即したマーケティング戦略とスピード感を持って輸出拡大に取り組む必要性を強調する。2033年の目標達成には、官民連携による支援や、韓国に学ぶ柔軟なアプローチが不可欠とみられる。