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人工知能(AI)開発の米アンソロピックは26日、最先端モデル「クロード・ミュトス5」の提供を一部の米企業に限って再開すると発表した。安全保障上の懸念から政府が輸出管理を発動したことを受けて同社が12日に全世界での提供を停止していたが、政府から再開の許可を得たとしている。
対象は米国の重要インフラに関係する機関などで、ロイター通信によると、100以上の「信頼できる」企業や組織が含まれる。日本を含めた米国以外の提供は見通しがたっていない。
アンソロピックは、ミュトス5の利用拡大や、安全性を高めたものの同時に提供を取りやめた「クロード・フェイブル5」の再開に向けた取り組みを進めると説明した。
米ニュースサイトのアクシオスは27日、米政府が早ければ今後1週間以内にフェイブル5へのアクセス制限を解除する可能性があるとの内部関係者の見方を伝えた。(共同)
この施策は、最先端AIの軍事転用リスクを防ぐため、米国政府が慎重な姿勢をとる中で進められた。今後の国際的なAI管理の枠組みにも影響を与える可能性がある。