
NHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」に登場する戦国武将、石田三成は「三献の茶」の逸話で知られる。秀吉が鷹狩りの途中に寺へ立ち寄った際、寺小姓だった三成は大きな茶碗にぬるい茶を差し出した。
2杯目を所望されると、1杯目より少し熱い茶を茶碗に半分だけ入れた。3杯目には熱い茶を小さな茶碗で持ってきた。秀吉の喉の渇きを察し、最初から熱い茶を出さず段階的に変えたのだ。秀吉はその細やかな配慮を評価し、三成を召し抱えたとされる。
超党派の「社会保障国民会議」が給付付き税額控除などの制度を議論している。高市早苗首相は2年限定の飲食料品消費税ゼロを巡り、同会議が夏前に中間とりまとめを出した後、関連法案を臨時国会に提出する考えを示している。
だが、国民生活と経済へのこまやかな配慮が不可欠だ。必要な人の渇きを癒やす施策を期待したい。
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