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第2次米イラン戦争が5カ月目に入った今、世界の関心は再びイランの「ウラン濃縮」や「遠心分離機」などに集まっている。だが、実は日本にも極めてレベルの高いウラン濃縮・遠心分離技術があることを皆さんはご存じか。
それどころか、青森県六ケ所村には、世界に数カ所しかない最先端の原子(核)燃料「再処理工場」がある。「再処理」とは使用済み燃料からウランやプルトニウムを取り出す作業で、現在商業的に稼働している工場があるのは仏露の2カ国だけらしい。
再処理工場は原子力発電所とは異なり、発電ではなく燃料のリサイクルを目的とする。この技術は核拡散防止や廃棄物削減に直結するため、国際社会での監視が厳しいが、日本は長年安全な運用を続けてきた。
米イラン戦争の長期化は、中東情勢の不安定さを浮き彫りにし、エネルギー安全保障の重要性を再認識させている。日本はウラン資源のほとんどを輸入に頼るため、再処理工場による燃料サイクル確立が不可欠だ。
イラン問題で核技術への警戒感が高まる中、日本は自国の原子力活用の必要性を冷静に説明する必要がある。再処理工場は原発とは別物であり、平和利用と透明性を保つことで国際的な理解を得られるだろう。