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インド訪問を終えて帰国した高市早苗首相は、空港で記者団に笑顔を見せた。しかし、その笑顔の裏では、国会での重要法案をめぐる与野党の対立が深刻化し、与党内でも軋轢が表面化している。政権運営はかつてない困難に直面しており、首相の楽観的な表情はむしろ「カラ元気」ではないかとの見方が広がっている。
国会では、政府提出の重要法案をめぐって与野党の対立が激化している。野党は審議の遅延を狙い、与党側も法案修正案をめぐる内部調整で混乱が続く。特に与党幹部の一部からは、法案の成立時期をめぐり首相の指導力に疑問の声が上がっている。
与党内の軋轢は、閣内や党執行部の間でも顕在化している。かつては一体感を見せていた派閥間のバランスが崩れ始め、首相の求心力が低下しているとの指摘が相次ぐ。特に、重要政策の決定過程で首相の意向が軽視される場面が増えているという。
信頼してきたキーパーソン2人の離反が、政権の脆弱さを一層浮き彫りにしている。首相が政権運営の要とみなしてきた閣僚経験者と党幹部が、相次いで距離を置き始めた。彼らは首相の政策運営や人事の進め方に不満を抱いているとされ、党内では「内側からの崩壊」が現実味を帯びている。
首相はこの難局をどう乗り切るのか。残された選択肢は限られており、早期の内閣改造や解散総選挙の可能性も取り沙汰されている。しかし、根本的な原因である党内の亀裂を修復しない限り、政権の安定は見込み薄だ。今後の政治日程は注目を集めている。