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愛車のマツダ『アテンザ』にカロッツェリア「TS-Z900PRS」を導入し、群馬県のサウンドステーションSUBLIMEによるインストールで高音質と将来性を両立した寺崎さん。フロント3ウェイ化を見据えたシステムアップを進め、多くのこだわりを盛り込んだ理想のカーオーディオを完成させた。
いつかは愛車をフロント3ウェイ化したいと考えていた寺崎さん。そのタイミングで迎えたアテンザのシステムアップで選んだのが、カロッツェリアのTS-Z900PRSだった。
このモデル最大の特徴は、独自のCSTドライバーを採用していること。ミッドレンジとツイーターを同軸化した一体型2ウェイスピーカーを備え、比較的容易にフロント3ウェイ化を実現できるユニットとなっている。
一般的な3ウェイシステムでは、ドアのミッドバスに加えツイーターとミッドレンジを別々に取り付ける必要がある。しかしTS-Z900PRSなら、CSTドライバーをビルトインするだけで中高域を一度に構築できるのが大きな魅力。同軸構造によって音のつながりも自然で、理想的な中高域再生を可能にしている。
そのCSTドライバーはAピラーを加工してビルトイン取り付けを実施。オーナーの寺崎さんも「スピーカー取り付けがAピラーの加工だけで済むのが良いところ」と、その導入しやすさを評価する。ユニット自体はツイーター単体より大型だが、ピラー上下を巧みに加工して新たなプレスラインを設けることで、純正内装との一体感も高めている。
フロントスピーカーにTS-Z900PRSを選択した寺崎さん。CSTドライバーはAピラーへビルトインし、音像定位の向上と情報量アップを実現した。一方、ミッドバスは純正位置へ取り付けるシンプルなスタイルを採用している。
その理由は、ドアまわりをできるだけ純正然としたデザインに保ちたかったこと。そして将来的に純正へ戻す可能性を考えた際、純正部品が想像以上に高価だったためアウターバッフル化を見送ったことも理由のひとつだ。
それでも豊かな中低域を再生し、CSTドライバーとのつながりも絶好のサウンドへと仕上げているのは、ショップの高いインストール技術ならではといえる。
コクピットではAピラー加工が目を引く一方、カーナビの取り付けやダイレクターの設置など全体はシンプルかつ機能的にまとめられている。純正らしい雰囲気を残しながら普段使いしやすい空間を実現している点も、オーナーの理想通りの仕上がりだ。
このアテンザでもうひとつ注目したいのが、ヘッドユニットとしても活用しているカーナビだ。
通常アテンザにはマツダコネクトが装備されているが、拡張性を重視したオーナーは市販ナビへの交換を決断。DIYでマツダコネクトを取り外し、そこへカロッツェリアの楽ナビ(AVIC-RF720)を取り付けた。
ただしマツダコネクトの装着部は一般的な2DINサイズではないため、取り付けブラケットやシャーシの一部を加工して装着している。
システムは楽ナビのハイレベル出力をヘリックスP-SIX DSPへ入力し、DAP(ウォークマン)との併用も可能としている。また構造上SDカードスロットへのアクセスが難しいため、カードリーダー部を延長加工し、モニター裏へ配置する独自の構造もDIYで製作した。