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ウクライナ首都キーウは1日夜から2日未明にかけ、ロシア軍による大規模なミサイルと無人機攻撃を受け、少なくとも27人が死亡、91人が負傷した。キーウ市内の集合住宅などが損壊した。ウクライナのゼレンスキー大統領は「ロシアはまたもや民間人を故意に攻撃した」と非難し、国際社会に対露圧力の強化を求めた。
ウクライナ空軍によると、露軍は極超音速ミサイル「ツィルコン」や弾道ミサイル「イスカンデル」など計74発のミサイルと、496機の長距離ドローンを発射。このうちミサイル48発とドローン476機を撃墜・無力化したという。攻撃を受けた現場では消防ヘリが上空から散水する様子が確認された。
ウクライナ赤十字社は、この攻撃によって救援物資倉庫が破壊され、約7900万フリブナ(約2億8000万円)相当の物資や機材約32万点を失ったとX(旧ツイッター)で明らかにした。
ロシア国防省は2日、今回の攻撃について軍需工場やエネルギー施設を標的にしたと主張している。
一方、ゼレンスキー大統領は2日、対露和平協議を担当する国家安全保障・国防会議のウメロフ書記と、トランプ米大統領の娘婿クシュナー氏が過去2日間で2回会談したと発表した。協議ではクシュナー氏とウィットコフ米和平交渉担当特使のキーウ訪問の可能性などが話し合われた。ゼレンスキー氏は露軍の攻撃現場を視察した際、報道陣にこの会談を明らかにしたという。(小野田雄一)