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スズキ クロスビー 新型試乗:シトロエンGSを彷彿とさせる独特の世界観と走りの魅力

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Haruki Sato
自動車 - 19 7月 2026

スズキは2017年末にクロスビーを発売した。軽自動車のハスラーを拡大したボディにユニークなボックスデザインを採用し、発売から約10年が経過した今も根強いファンを持つモデルだ。

当時から大型化したハスラーと言われたが、そのスタイリングは今見ても飽きが来ない。ハマーのパクリとも評されたが、本家は既に消滅しており、その比較も過去の話となった。

筆者は2018年のデビュー以来、クロスビーに試乗する機会がなかった。久しぶりに乗ると、その間に車両は大きく進化しており、自分の記憶を更新する必要を感じた。

まずエンジンは、デビュー当初の1リッター3気筒ターボ+モーターのマイルドハイブリッド(6AT)から、2025年以降は1.2リッターNA3気筒+モーターに変更され、トランスミッションもCVTに変わった。

スペックは低下した。出力は99psから80psへ、最大トルクは150Nmから108Nmへダウン。トルク発生回転数も1700〜4000rpmから4500rpm単独へと変化した。一方、モーターのトルクは50Nmから60Nmへ増加した。

外観はグリルなどが変更されたが、基本骨格はほぼ同じで、グリル周りを確認しないと新旧の違いは分かりにくい。一方インテリアは大きく刷新された。アナログメーターからデジタルメーターへと進化し、情報表示の自由度が高まった。

メーターナセル内は全面ディスプレイ化され、ステアリングスイッチで好みの情報を呼び出せる。ダッシュボード全体のデザインも一新され、オーナーは大きな変化を感じるだろう。

試乗では、日常使いを想定したルートを選んだ。一般的な試乗では高速道路とワインディングロードを中心に走るが、それでは日常のクルマの表情は見えない。今回は市街地での使い勝手に重点を置いた。

新しいクロスビーに乗って感じたのは、筆者が昔所有していたシトロエンGSに似ているという点だ。シトロエンGSは非力なエンジンと比較的大柄なボディの組み合わせで、常用域ではアンダーパワーながら、一定速度に達すると非常に気持ちよく巡行できた。

シトロエンのハイドロニューマチックサスペンションのような魔法の絨毯的乗り心地はないが、クロスビーは静粛性が極めて高く、巡行域での走行は非常に快適だ。いったんクルージング速度に収まると、その快適さが際立つ。

ただし、前車のブレーキで速度が低下した後、巡行域に戻すには時間がかかる。40〜60km/hの市街地走行では、CVTの間延びした加速感がまどろっこしく、元の6ATのようなシャキッとした感覚は薄れた。

とはいえ、日常使用には十分以上に快適で、取り回しも良く、静かだ。足代わりとして最適なモデルであり、そのスタイリングを含めてクロスビーならではの独特の世界観を作り上げている。

一方、不満点もある。短いノーズと垂直に近いフロントウィンドーにより、停止線で止まると信号が真上に見え、片側1車線の交差点などで信号が見にくいケースがある。

デジタルメーターはスピード表示の周囲にバータイプのタコメーターを配置しているが、その色が薄い茶色で、視認性が悪い。もっと明瞭な色にしてほしい。

スズキはワンタッチで3回ウィンクする機能を装備していない。以前メーカーエンジニアに理由を聞いたところ、トヨタと同じだったが、トヨタは今や5回ウィンク機能を採用しており、スズキにも改善を望みたい。

ブレーキのホールドスイッチはデフォルトでオフになっており、コンビニなどで一度オフにすると、再びブレーキを踏んでもそのまま保持されず、危険を感じる。ドライバーが自由にオン・オフできるようにすべきだ。

5つ星評価:パッケージング:★★★★、インテリア/居住性:★★★★、パワーソース:★★★★、フットワーク:★★★★、おすすめ度:★★★★

中村孝仁(AJAJ会員・自動車技術会会員・東京都医師会委員)は1952年生まれ。4歳でモーターマガジンに登場したクルマ好き。その後スーパーカーショップのアルバイトやノバエンジニアリングでのメカ経験を経て、ドイツで修行。1977年からフリージャーナリストとして48年間活動。企業やシニア向け運転講習会社ショーファデプト代表取締役も務め、テレビ東京「開運なんでも鑑定団」で自動車鑑定士も担当。

編集部注:この記事はAIを使用して作成されており、Response.jpの記事を元に、内容を変更せずにリライトしたものです。
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