t>

折りたたみ型iPhoneの登場が長年噂される中、中国の華為技術(ファーウェイ)が独自の道を切り開いている。同社が発表した「Pura X Max」は、従来の縦折りや横折りとは異なる「横ワイド」の折りたたみデザインを採用し、新たなユーザー体験を提案している。
この端末の最大の特徴は、開閉どちらの状態でも実用性を損なわない点だ。閉じた状態では一般的なスマートフォンとして使え、開くと横長のワイド画面が現れる。これにより、動画視聴や写真の鑑賞、マルチタスク操作が快適に行えるという。
ファーウェイは、既存の折りたたみスマホが抱える「折りたたんだ時の厚み」や「アプリの最適化不足」といった課題を克服したと主張する。Pura X Maxは、画面比率を工夫することで、動画コンテンツを全画面表示しても黒帯が生じにくい設計になっている。
中国市場ではすでに折りたたみスマホの競争が激化しており、ファーウェイは「Pura X」シリーズで新たなセグメントを開拓しようとしている。一方、アップルはまだ折りたたみiPhoneを発表しておらず、今後の動向が注目される。
業界関係者の間では、アップルがファーウェイの「横ワイド」アプローチを参考にする可能性もあるとの見方が出ている。折りたたみスマホの進化は、単に画面サイズの拡大だけでなく、ユーザーの使い方そのものを変える段階に入っている。