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南米ベネズエラで発生した連続大地震を受け、医療支援に取り組む特定非営利活動法人ピースウインズ・ジャパン(広島県)は7日、オンライン会見を開き、現地の緊迫した状況を明らかにした。
同団体は6月28日から最大被災地の北部ラグアイラ州などで調査を開始。7月2日からは医師2人を含む医療チームが持参したレントゲンやエコー機器を用い、首都カラカスで臨時診療を始めた。
多くの建物が倒壊し、がれきの下に多数の住民が取り残されているとみられる。移動中に「がれきから人の声が聞こえた」ため救助を試みるなど、現場は緊張状態が続いているという。
人口密集地域では物資不足が深刻だ。公園に設けられた医療所では、砂煙で呼吸困難を訴える人や骨折患者、慢性疾患の診療を行っているが、抗生剤や鎮痛剤が不足。チームは緊急度の高い医薬品を現地で調達している。
また、現地調査に基づき、近隣都市のスーパーマーケットでおむつやベビーバス、生理用品、虫よけなどを購入し、直接被災者に届ける支援も実施している。
今後も中長期的な物資不足が懸念される。記者会見した同団体のポーマン真理子マネージャーは「医療所の掲示板には『緊急』と書かれ、現地は生きるか死ぬかの瀬戸際を抱えている」と述べた。