t>
2273220617イタリア・セリエAのローマが、チェルシーに所属するアルゼンチン代表FWアレハンドロ・ガルナチョの獲得に向けて動いていることが明らかになった。14日、移籍市場に詳しいイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏が報じたところによると、両クラブ間で交渉が進行中で、選手本人もローマ移籍に前向きな姿勢を示しているという。
ロマーノ氏の情報によれば、ローマはガルナチョの獲得に際し、特定の条件(例えばチャンピオンズリーグ出場権獲得)を満たした場合に買い取り義務が発生するローンの形を希望している。一方、チェルシー側は完全移籍か、無条件の買い取り義務付きローンでの放出を求めている。両者の主張に隔たりがあるものの、交渉は続いている。
現在22歳のガルナチョはマンチェスター・ユナイテッドの下部組織出身で、トップチームでは公式戦通算144試合に出場し26ゴール22アシストを記録した。しかし、当時のルベン・アモリム元監督の構想から外れ、2025年8月にマンチェスター・ユナイテッドからチェルシーへ完全移籍した。
だが、チェルシーでの2025-26シーズンは新天地でスタメンの座を確保できず、リーグ戦での先発出場はわずか14試合にとどまった。出場機会を求めての移籍となる可能性が高い。
ローマは今シーズン、セリエAで中位に甘んじており、来季の欧州カップ戦出場を目指す上で攻撃陣の強化が急務となっている。ガルナチョは右ウイングを主戦場とするが、両サイドでプレー可能な万能性が魅力だ。
一方、チェルシーは今夏の移籍市場で選手の整理を進めており、ガルナチョには移籍金108億円(約6000万ポンド)の評価をかけていると一部メディアは報じている。複数のプレミアリーグクラブや海外クラブも関心を示しているとされる。
ガルナチョはアルゼンチン代表としてもプレーし、2022年カタールワールドカップでは優勝メンバーの一員となった。2026年W杯に向けても代表定着を狙う立場で、出場機会が限られる現状を打破したい考えだ。
ローマは今夏、すでにベルギー1部で昨季23ゴールを挙げたU-21ドイツ代表FWとも個人合意に達したと報じられており、前線の補強を積極的に進めている。ガルナチョ獲得が実現すれば、攻撃の幅が大きく広がることになる。
両クラブの交渉はまだ初期段階とされるが、選手本人の移籍希望が大きな推進力となっている。ローマとしても、チャンピオンズリーグ出場権を獲得できれば買取義務が発生する条件は、リスクを抑えた現実的な選択肢だ。
今後の動向次第では、ガルナチョが今夏セリエAの舞台に立つ可能性は十分にある。ローマの補強戦略とチェルシーの売却方針が一致するかどうか、注目が集まる。