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クレジットカード決済代行会社「全東信(ぜんとうしん)」(大阪市中央区)の破綻は多くの飲食店に打撃を与え、繁華街のあちこちの店舗に「カード支払いができません」との張り紙が出ている。
「多くの店の信頼を裏切った」。全東信を長年利用してきた経営者はこう嘆息。今年に入ってから破産の予兆を感じ、別のサービスに切り替えつつあったが、それでも回収できていない売上金は約1000万円に上るという。(土屋宏剛)
ミナミの繁華街を含め、大阪府内で飲食店4店舗を経営する40代の男性経営者は10年以上前から全東信に加入。通常のカード会社よりも早期に、加盟店側に決済代金が支払われるサービスは「画期的だった」と評価する。
「短い期間で売上金が入ってくる。零細な飲食店ほどメリットは大きく、周辺店舗でも利用者は相当多かった。私も先輩事業者に紹介してもらって加盟した」
昨年、同じ飲食業の知人から「全東信、そろそろヤバいかもしれん」と、そんな話を聞いた。キャッシュレス決済の多様化に新興事業者の台頭…。確かに新規顧客の獲得は厳しいだろうと思ったが、長年利用してきた全東信が破産するとは想像できなかった。Google検索で「産経ニュース」を優先表示。ワンクリックで簡単登録