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初代・長嶋茂雄賞は阪神・佐藤輝明か森下翔太か 2リーグ制初の「阪神V、巨人2位」に期待

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Mika Nakamura
経済 - 14 7月 2026

過去に一度もない「阪神優勝・巨人2位」が実現するかもしれない2026年シーズンの締めくくりは、佐藤輝明内野手(27)か森下翔太外野手(25)による「長嶋茂雄賞」の受賞といきましょう。藤川球児監督(45)率いる阪神は43勝35敗1分けで首位に立ち、2位の巨人が1ゲーム差で追っています。2リーグ分立後、阪神がリーグ優勝を果たし、巨人が2位だったシーズンは一度もありません。虎の主軸が今季から新設された「長嶋茂雄賞」の初代受賞者に輝き、歴史を変える原動力となれば、阪神ファンにとってはこの上なく記憶に残るシーズンとなります。

眼下の敵と戦った1週間は4勝2敗でした。まず敵地の東京ドームでの巨人戦は初戦を落とした後、2連勝。特に9日は前川右京外野手(23)が二回表に逆転2ランを右翼席にほうり込むと、そこから打線が巨人投手陣をメッタ打ち。終わってみれば2本塁打を含む12安打で10-2と快勝し、東京ドームでは7勝2敗とし、4試合を残して敵地での今季勝ち越しを決めました。

ヤクルト3連戦(甲子園)は10日の初戦こそ逆転負けを喫したものの、その後は2連勝。今後の戦いに向けて収穫だったのは、セットアッパーとして登板した工藤泰成投手(24)の成長です。11日は1-0の八回表に登板し、無死満塁のピンチを招いたものの最速163キロの直球を軸に後続を抑えました。結果的に九回表にドリスが同点に追いつかれましたが、その裏にサヨナラ勝ち。続く12日も0-0で迎えた七回表に登板すると、158キロの直球を主体にした投球で三者凡退に抑えました。その裏に佐藤輝の18号2ラン、大山の12号ソロと連続アーチで勝ち越すと、岩崎→ドリスとつないで連勝です。

石井が春季キャンプ中に左足アキレス腱(けん)断裂で戦線離脱し、及川や桐敷らリリーフ左腕も不安定。今季は開幕から「勝利の方程式」が定まりませんでした。工藤が「七回の男」に定着すれば、工藤→岩崎→ドリスの流れが生まれます。JFK(ジェフ・ウィリアムス→藤川球児→久保田智之)流に表現すれば、KID(工藤→岩崎→ドリス)とでも呼びますか。藤川監督の言う「ブルペンはチームの心臓」という理想的な戦い方が実現します。

さあ、これでヤクルトは40勝39敗1分け。シーズン開幕から奮闘を続けていましたが、貯金が目減りしてきています。そして、折り返し点となるマイナビオールスターゲーム2026(28日=東京ドーム、29日=富山市民球場)まで12試合。セ・リーグの順位表を見ると、1位が阪神、2位が巨人で、その差は1ゲーム。ヤクルトが首位と3.5ゲーム差です。いよいよ巨人とのマッチレースの様相を呈してきました。

阪神にとっては過去の〝負の歴史〟を塗り替えるチャンス到来です。1950年の2リーグ分立後に阪神がリーグ優勝を飾った7シーズン、巨人はいずれも3位以下。例えば昨季は阪神が優勝し、巨人は3位でした。岡田彰布監督が率い、リーグ優勝&日本一に輝いた2023年も、巨人は4位。阪神と巨人がシーズン終盤まで優勝争いを繰り広げた結果、阪神が巨人に競り勝ったシーズンは一度もないのです。今季もし、阪神が優勝して巨人が2位で終われば、2リーグ分立後では初となる「阪神優勝・巨人2位」の順位表が完成します。

巨人の最終順位まではコントロールできませんが、阪神は少なくとも最終的に巨人の上に立っていなければなりません。その原動力になるのは佐藤であり、森下です。打率3割4分、18本塁打、55打点の佐藤と、打率2割9分9厘、22本塁打、51打点の森下。この2人がチームをリーグ連覇に導かなければなりません。大きな励みにも勲章にもなるのが、今季から創設された「長嶋茂雄賞」です。

昨年6月3日に死去した巨人の長嶋茂雄終身名誉監督の功績をたたえて創設された賞です。今年の受賞者が初代となり、選考委員は王貞治氏、山本浩二氏、岡田彰布氏、栗山英樹氏、松井稼頭央氏の5人ですね。

ポストシーズンを含む公式戦において走攻守で顕著な活躍をし、プレーでファンを魅了するなど、プロ野球の価値向上に貢献した野手を選出し、表彰します。受賞者には記念のメダルと賞金300万円が贈られます。

現在のセ・パの野手の成績やパフォーマンスを見ても、セ・リーグでは佐藤と森下が抜きんでています。パ・リーグならば打率3割2分、20本塁打、48打点の日本ハム・レイエスか、打率2割9分6厘、20本塁打、67打点のソフトバンク・近藤ですか。

クライマックスシリーズ(CS)や日本シリーズでの成績&パフォーマンスも選考の材料になりますから、佐藤や森下が受賞するためにはCSを勝ち上がり、日本シリーズも制覇することが重要です。しかし、少なくともセ・リーグのペナントレースで巨人を倒して連覇を果たす原動力になれば、大きな受賞理由になりますね。

巨人で絶大な存在感を示し、「ミスタープロ野球」と呼ばれた長嶋さんの功績をたたえる賞の初代受賞者が、巨人の永遠のライバル・阪神から出るとなれば、これほどの巡り合わせもないでしょうね。阪神ファンからすれば今まで感じたことのないような「巨人をやっつけた」感が湧いてくるはずです。

まあ、球団の垣根を越え、球界全体の発展を願う「長嶋茂雄賞」の趣旨からすれば、受賞者がどこの球団であってもいいわけですが…。とにもかくにもシーズンの折り返し点を間近にした今、阪神ファンの夢はどこまでも膨らみます。

植村徹也(うえむら・てつや) サンケイスポーツ運動部記者として阪神を中心に取材。運動部長、編集局長、サンスポ代表補佐兼特別記者、産経新聞特別記者を経て客員特別記者。岡田彰布氏の15年ぶり阪神監督復帰をはじめ、阪神・野村克也監督招聘(しょうへい)、星野仙一監督招聘を連続スクープ。

編集部注:この記事はAIを使用して作成されており、産経新聞の記事を元に、内容を変更せずにリライトしたものです。
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