
「平均年収以上あれば誰でも億り人になれる」――こう語る個人投資家・東山一悟さんが、元高校球児で現在は投資初心者の上重聡さんを相手に資産運用の極意を伝える動画シリーズの後編が話題だ。東山さんは自身の経験をもとに、無駄な支出を削り、長期的な視点で投資を続けることの重要性を説いている。このシリーズは東洋経済オンラインが配信しており、視聴者からは「納得の内容」「具体的で実践しやすい」と好評だ。
東山さんはかつて記者として働いていた時代、無駄な飲み会に付き合わされ、時間と費用を浪費した経験を持つ。その反省から、現在は徹底した節約生活を実践しており、自宅で愛用するパジャマは学生時代から20年以上使い続けているという。「本当に必要なものにお金を使う」というポリシーが、資産形成の土台となっている。
一方で、自分にとって価値あることには惜しみなく投資する。東山さんは年間100万円を映画につぎ込むほどの映画ファンで、その知識と感動が人生の豊かさにつながっていると話す。また、家族との時間を何よりも大切にし、一緒に過ごすことでストレスを減らし、冷静な投資判断ができるという。
資産形成の具体的な方法として、東山さんは「三欠く」という独自のルールを紹介。これは「欠かさず投資する・欠かさず勉強する・欠かさず健康管理する」の三つを意味し、これらを習慣化することで2億円の資産を築いた。目標達成時、家族からは「よく頑張ったね」と一言かけられただけで、特別な祝いはなかったが、それがむしろ東山さんにとっては自然で心地よかったと振り返る。
東山さんが最も信頼する情報源は、古今東西の「古典」だ。最新の投資ノウハウよりも、バリュー投資の祖ベンジャミン・グレアムや、哲学者キケロの言葉から学ぶことが多いという。「短期的なノイズに振り回されず、普遍的な原理を理解することが、長期的な成功の鍵」と東山さんは強調する。動画シリーズを通じて、堅実な資産形成のヒントを得られる内容となっている。
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