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ファミリーレストランチェーンのデニーズは、SNS映えと食品ロス削減を両立させる新デザート「まっぷたつ?パフェ」を開発し、2024年7月8日から全国90店舗で販売を開始する。正面から見ると通常のパフェに見えるが、横から見ると器が半分の厚さしかなく、量をほぼ半分に抑えながらも見た目の満足感をキープ。これにより食品ロス削減が期待できる。
開発の背景には、若者を中心に広がる「映えるメニュー」への需要がある。デニーズの調査によると、回答者の54%が写真映えを理由に料理やデザートを注文した経験があり、そのうち約3人に1人が食べ残したことが判明。SNSの投稿の多くが正面からの写真であることから、正面からは一般的なパフェに見え、横から見ると半分の厚みしかない独自構造のグラスを開発。見た目の満足感と食べきれる量の両立を実現したという。
第1弾として「あまおうのまっぷたつ?パフェ」が2024年1月14日から東京都内の2店舗で販売を開始。中身もほぼ半分の量で、無理なく食べきれて罪悪感が少ないと好評を得て、販売店舗は6店舗に拡大。当初計画の380%の販売数を記録し、利用者アンケートでは食べ残しゼロを達成。さらに回答者の72%が「食品ロスを意識するようになった」と答えた。
特殊形状のグラスはガラス工房での手作りが必要だったため、販売店舗をすぐに増やせなかったが、工場での製造にめどがついたことで全国314店舗のデニーズのうち90店舗で展開することが可能となった。同社広報は「お客さまの反応を見極めつつ、販売店舗の拡大も検討したい」とコメントしている。
今回発売されるのは2種類。「桃のまっぷたつ?パフェ」(税込み1078円)は人気商品「フレッシュ桃のザ・サンデー」(同1639円)をベースに開発され、「チョコのまっぷたつ?パフェ」(同748円)は20年以上親しまれてきた「DEVIL’s ブラウニーサンデー」(同1100円)を食べやすいサイズにしたもの。関西エリアでは「長居公園店」(大阪市住吉区)と「池田店」(大阪府池田市)で販売される。