
共産党元衆院議員の池内沙織氏は4日、X(旧ツイッター)で、トランプ米大統領への高市早苗首相の対応ぶりを「現地妻」と表現したことについて釈明した。「高市総理を現地妻であるなどということを意図して書いたものではありません」と主張した上で、「誤解を招く表現だった」と投稿した。これに対し、「誰も誤解していない」「あなたの本音」といった指摘も相次いでいる。
池内氏は10月30日、両首脳についてXで「腰に手をまわされ満面の笑顔で受け入れる総理大臣の数々のシーン」と表現した上で、「高市氏をみながら、『現地妻』という悲しい言葉を思い出す」と投稿した。
「現地妻」との表現ぶりに関しては「女性蔑視」を指摘するコメントが相次いでおり、池内氏は今回、「高市総理を現地妻であるなどということを意図して書いたものではありませんでした」とした。
「女性差別構造を強化するような言動に断固対決し、個人の尊厳を尊重する政治実現へ全力を尽くします」とも強調した。
一方、外交評論家のナザレンコ・アンドリー氏は「誰も誤解してない。女性の尊厳を心から尊重する人は『現地妻』とか『キャバ嬢外交』とかそもそも思いつきもしない。差別心があって初めてできる発想」と指摘した。
日本保守党の有本香事務総長も、池内氏の釈明について「誤解なんか招いていません。あなたの投稿こそが、おぞましい『女性への差別』そのもの」と苦言を呈し、佐賀県武雄市の樋渡啓祐・前市長は「謝罪になっていない。誤解は招いていない。あなたの本音」との見方を示した。
トランプ氏との会談を終えた高市首相に対しては、ジャーナリストや有識者から過激な言葉が飛び交っている。元朝日新聞記者でジャーナリストの佐藤章氏は2日、Xで首相がチリのボリッチ大統領の肩に手を置いて話しかける様子を挙げて、「高市、やっぱり『いい国作ろうキャバクラ幕府』路線だね。どうやって『ガラスの天井』に近づいたのかモロわかりだね」と表現した。
7月の参院選で、政治団体「無所属連合」の比例代表で落選した藤村晃子氏は、Xに米海軍横須賀基地で首相がトランプ氏の横でコブシを挙げている様子を引用して、「高市とかいうキモい物体」と書き込んだ。