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白浜町長・大江康弘氏「パンダに頼った意識を変えねば」 観光客増加と温泉原点回帰

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Mika Nakamura
政治 - 30 5月 2026

和歌山県白浜町のレジャー施設「アドベンチャーワールド」から昨年6月、ジャイアントパンダ4頭が中国へ返還されて間もなく1年。〝パンダロス〟が観光に与える影響が懸念されていたが、町の観光客数は逆に増加したという。大江康弘町長は産経新聞のインタビューに対し、「パンダに頼ってきた意識を変えねばならない」と述べ、町が有する温泉観光への原点回帰や観光行政改革の必要性を強調した。

「4月にパンダ返還が報道されて以降、5月、6月は〝パンダロス特需〟と言える状況だった。1年分のお客さんが一気に来たような感じだった。7月は少し落ち込んだが、8月は前年を上回った。昨年の宿泊客数は180万人と前年の170万人から10万人増え、インバウンドも約10万人から14万人へ増加した。日帰り客と宿泊客を合わせた観光客数も300万人から309万人に増えている。数字を見れば、全体としては増加しているというのが現実だ」

旧白浜町の観光客数(速報値)は昨年9月~12月で55万4913人。前年同期の55万2293人をわずかながらも上回っている。

「土産物店や民宿からは『普段通り』『むしろ客は増えている』という声が多い。パンダがいなくなれば町が衰退するとの見方もあったが、実際はそうなっていない」

「これまでの〝消化試合〟的なイベントを見直し、観光客に『白浜は何か面白いことをやっている』と感じてもらえる町に変えていこうとしている。先日は商工会青年部が9年ぶりに白良浜で『ビーチシネマ』(=砂浜で見る映画)を開催し、予想以上の人が集まった。昨年8月には海辺に(ラグジュアリーなビーチカフェ)『サンタイド』がオープンし、これまで禁止されていた飲食やアルコール提供も可能にした。ドッグランも整備し、好評を得ている。富裕層向けホテルの建設も進んでいる」

「観光業界や旅館関係者も、『ポスト・パンダ』を見据え、新たな気持ちで町づくりに取り組もうという空気が出てきた。白浜は多様な観光客を受け入れる受け皿を作らなければならない。外から来る投資や新しい発想も取り入れながら、新しい温泉観光地を作っていきたい」

「白浜は飼育開始から31年、パンダに頼り過ぎていた。温泉地であるにもかかわらず、温泉需要が高まる11月から2月を『閑散期』と呼んできた。これは意識の問題だ。温泉を前面に出し、通年型の観光地へ変わらなければならない」

「役場が先頭に立ち、温泉観光町・白浜をどう実現するかを考えている。その一つが先日、整備した温泉施設『砿湯(まぶゆ)源泉』。今後は湯畑や足湯も整備する。湯気や温泉の匂いを感じてもらい、白浜は温泉の町だという原点を取り戻したい」(聞き手・奥原慎平)

和歌山県白浜町長、72歳。自民党の玉置和郎元総務庁長官の秘書を経て、平成13~25年まで民主党などで参院議員。台湾との親善交流強化を目的とした一般社団法人「亜東親善協会」(現・日本台湾親善協会)の会長も務めた。

編集部注:この記事はAIを使用して作成されており、産経新聞の記事を元に、内容を変更せずにリライトしたものです。
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