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女子ゴルフの桑木志帆が2日、AIG全英女子オープンでメジャー初制覇を果たした。父の正利さん、母の浩子さんの前で快挙を成し遂げ「いろいろな景色を見せてあげたいなと思っていた。優勝を目の前で見せられたのが一番うれしい」と、両親への深い感謝を口にした。
桑木が4歳からゴルフに親しんだのは、正利さんが練習場に連れて行ったのがきっかけだった。さまざまな大会で鍛え、14歳で中国女子アマチュア選手権を制するなど順調に成長。プロになってからは、同行する正利さんが各コースの資料を自作し、18ホール全ての細かいデータや気づいたことを書き込んで共有した。「本人にプラスになればいいなと思って付けていた」。全ては娘の成長を願ってのことだった。
正利さんは2023年に脳梗塞を患い、69歳の今は全試合を現地で見られないが絆の強さは変わらない。「親の言うことは聞かない。特に私の言うことは」と苦笑いしつつ「気遣ってくれていることは確か」と目を細める。
桑木は岡山県出身で、同郷の渋野日向子の背中を追いかけて成長してきた23歳だ。渋野の活躍に刺激を受け、自信を付けて一気に世界の頂点まで駆け上がった。
アマチュア時代から才能を発揮し、プロの厳しい戦いの中で磨かれた技術と精神力を武器に、桑木は大舞台で初優勝の快挙を成し遂げた。両親への感謝の気持ちを胸に、今後もさらなる飛躍が期待される。