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ダイハツが2026年2月に発売したバッテリーEV「e-ハイゼット カーゴ」と「e-アトレー」の乗用版となる「e-アトレーRS」を試乗した。走行性能はガソリン車と遜色なく、日常使いでの不便さは感じられなかったが、価格設定が購入の大きな障壁となっている。
このクルマの最大の特徴は、ダイハツ、スズキ、トヨタの3社が共同で開発した点にある。軽商用EV市場での競争力を高めるため、3社がリソースを持ち寄り、効率的な開発を実現した。
走行性能に関しては、モーター駆動ならではの滑らかな加速と静粛性が評価できる。特に街中での低速域では、ガソリン車よりもストレスフリーなドライブを実感できた。
しかし、最大の課題は価格だ。ガソリンモデルと比較すると約100万円以上の差があり、この価格差を燃費や維持費の差だけで埋めるのは難しい。ユーザーにとっては、導入コストが大きなハードルとなっている。
ダイハツとしては、軽EV市場の先駆者としての地位を確立したい考えだが、普及には価格面でのさらなる努力が必要だろう。今後の補助金制度や充電インフラの整備状況にも注目が集まる。