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奈良県の山下真知事は3日の定例会見で、7月23日から8月1日までの日程で韓国を訪問すると発表した。釜山市で開催される国連教育科学文化機関(ユネスコ)世界遺産委員会に出席し、県や橿原市、桜井市、明日香村が世界遺産登録を目指す「飛鳥・藤原の宮都(きゅうと)」の審議が行われる予定で、地元代表として歴史的な瞬間を見届ける。
新規登録案件の審議は24日から27日まで行われ、そのうちの1日に飛鳥・藤原の宮都が扱われる見通しだ。山下氏は「長年努力を続け、イコモスの勧告も記載が妥当という内容だった。期待は非常に高いが、最後までしっかりとわれわれがやるべきことをやって見届けたい」と述べた。
山下氏はこのほか、29日に県と友好提携を結んでいる忠清南道のロッテリゾート扶余(プヨ)で「日韓文化セミナー」に出席し、忠清南道知事らと対談する。31日には韓国外交部アジア太平洋局長との面談も予定されている。
「飛鳥・藤原の宮都」は飛鳥時代から藤原京にかけての宮殿・都城遺跡群で、日本の古代国家形成を物語る文化資産として高く評価されている。イコモスからは「記載が妥当」とする勧告を受けており、登録への期待が一段と高まっている。
山下知事は「地元を代表してこの瞬間に立ち会えることを光栄に思う。県民の長年の願いが実現するよう、最後まで気を引き締めて臨みたい」と語り、登録後の情報発信や地域活性化にも意欲を示した。