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不法占拠する北方領土で継続的な軍事演習の構えを見せるロシアが、色丹(しこたん)島と国後(くなしり)島周辺で新たに演習を行うと通告したことが21日、日本政府関係者への取材で分かった。政府は外交ルートを通じ「わが国の立場と相いれず、受け入れられない」と厳重に抗議した。
政府関係者によると、ロシアは色丹島北方と国後島南方で今月25日から来月25日まで射撃演習を行うと通告した。今年の元日以降、北方領土周辺の複数区域で、同様の演習を実施すると継続的に伝えてきている。
日本政府は20日、外交ルートを通じ「北方四島における軍備強化の動きはわが国の立場と相いれず、受け入れられない」と抗議した。政府は、軍事活動が活発化する恐れがあるとみて警戒する。
ロシアは昨年、色丹島の北方での演習をほぼ毎月通告、今年は国後島周辺にまで区域を拡大した。
管轄権を既成事実化する動きも強めており、昨年は北方領土の2つの無人島に命名する政令を公表。第二次世界大戦で対ドイツの戦勝記念日にあたる今月9日には、択捉(えとろふ)島と国後島で関連式典を実施している。