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北総病院、救命救急用人型シミュレータ購入へ2000万円クラファン挑戦

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Aiko Yamamoto
自動車 - 16 7月 2026

日本医科大学千葉北総病院の救命救急センターは、フジテレビのドラマ「コード・ブルー」や「Night Doctor」の医療監修を担当している。外傷センターとしてトップを走る同院は、交通事故に関する論文を多数発表し、車両安全に貢献。また、緊急自動通報装置D-Call Netの傷害値予測アルゴリズム作成に協力した唯一の病院でもある。

その北総病院が、救命救急のトレーニングに欠かせないシミュレータを購入するため、2000万円のクラウドファンディングに挑戦している。

購入を計画しているのは、患者の容体を自由に設定できる人型シミュレータだ。同院の太田黒崇伸医師は「技術の世界は日進月歩であり、シミュレータも日々、進化している」と話す。予算が潤沢にあれば毎年最新型に買い替えたいが、どの病院も余裕はない。北総病院でも10年使ったシミュレータが半年前に壊れてしまった。

こうした医療資器材は通常、病院の予算で購入するが、日本医科大学救急医学教室総括責任者の横堀將司医師によると、申請から購入まで数年かかるという。「そんなに待っていられるわけがない」と同医師は述べる。

交通外傷など救急現場では一刻を争う。北総病院が千葉県の基地病院の一つであるドクターヘリで医師を現場に運ぶのもそのためだ。病院に運ばれた患者は手術室に運ぶ余裕もなく、到着後すぐに開腹手術に移ることもある。こうした状況に対応するには救急医の高いスキルが不可欠だ。

しかし、免許とりたてのドライバーが最低限の運転技術しか持たないように、なりたての医師は臨床経験が少なすぎる。実際の現場で経験を積むのが理想的だが、患者の容態は極めて悪く、血圧が急降下し、もたもたすれば死に至る。研修医ら若手医師が十分な経験を積む余裕はない。

さらにコロナ禍で医療教育の現場には別の問題が生じている。医学生はリモート学習を余儀なくされ、治療現場の見学すらできない。このままでは救急医療のスキルは低下し、交通事故死者数にも影響しかねない。

頼みの綱は、さまざまな状態の患者を再現する人型シミュレータを用いた定期的なトレーニングだが、それが壊れ、かつ買えないという危機的状況にある。

資金調達のためのクラウドファンディングは「READY FOR」で行われている。これまでにも愛知県の病院のドクターカー購入費用やファシリティドッグ導入費用など医療関連の挑戦を成功させてきた。2000万円の内訳は、シミュレータ購入費1500万円、READY FOR手数料374万円、事務手数料(御礼等含む)126万円である。筆者としては、御礼に100万円以上費やすなら備品購入費に充ててほしいと思う。

今回は目標金額達成時のみ寄付金を受け取れるAll-or-Nothing方式。9月30日(木)午後11時までに達成できなければゼロになる。

横堀醫司医師は、クラウドファンディングの目的は早期資金調達だけではないと語る。「いま、感染症科と同時にコロナ対応を担っているのは、救命救急とICUの現場である。医師も看護師も、休みを返上し、家族との時間を削りながら使命感で闘っている。クラウドファンディングに寄せられる思いのこもった支援は、こうした彼らにとっての応援メッセージにもなる」

北総病院に設置した人型シミュレータで学んだ日本医科大学の学生や研修医は、全国の病院で医師になる。同院は「Beyond the Theory(常識を超えろ)」を合言葉に外傷センターとして日本トップを走り、全国のドクターヘリのフライトドクターやフライトナースの研修を受け入れている。また、すでに医師として勤務する医師たちが数日から数年単位で学びに来る場所でもある。ここで積み上げたスキルは日本全国に行き渡り、医療界全体の底上げにつながる。

READY FORの北総病院プロジェクトページはこちら。 https://readyfor.jp/projects/hokusoh_ccm

本コラムの筆者、岩貞るみこはモータージャーナリスト・作家。イタリア在住経験を持ち、グローバルなユーザー視点から行政に発言。レスポンスではコラム「岩貞るみこの人道車医」を連載中。最新刊は「世界でいちばん優しいロボット」(講談社)。2025年11月27日にはIATSS(国際交通安全学会)のシンポジウム「SN…」が開催される。

編集部注:この記事はAIを使用して作成されており、Response.jpの記事を元に、内容を変更せずにリライトしたものです。
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