
高市早苗首相は3日(日本時間同)、政府専用機でベトナム・ハノイを出発し、オーストラリアの首都キャンベラに到着した。4日にアルバニージー首相と会談する予定だ。
中国によるレアアース(希土類)の輸出規制をにらみ、重要鉱物のサプライチェーン(供給網)強化で両首脳が一致する見通しとなっている。
また、中東情勢の悪化を踏まえたエネルギーの安定供給に向け、協力を申し合わせる方向で調整が進んでいる。
オーストラリアは、レアアースを含む鉱物資源が豊富で、日本の液化天然ガス(LNG)の主要な調達先だ。両政府は、重要物資の供給網構築などを柱とした経済安全保障協力に関する共同宣言を発表する方向で調整している。
今年は日豪友好協力基本条約署名から50年の節目に当たる。両首脳は、経済や安保など幅広い分野で連携を確認し「特別な戦略的パートナーシップ」の強化を目指す。