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ドイツの総合化学会社BASFは、中国の上海閔行区にあるエンジニアリングプラスチック工場と、広東省湛江のフェアブント拠点(統合生産拠点)が、ISCC PLUS認証(国際持続可能性カーボン認証)を取得したと発表した。
ISCC PLUSは、再生可能原料およびリサイクル原料を対象とした世界的に認められた認証制度であり、マスバランス方式を通じて原料の持続可能な原産地と割り当てを検証し、バリューチェーン全体での独立したトレーサビリティを提供する。
今回の認証取得により、中国におけるBASFのISCC PLUS認証済みエンジニアリングプラスチックの供給体制が拡充され、特に自動車業界および電気・電子(E&E)業界の顧客は、製品品質や性能を損なうことなく、信頼性と透明性の高いサステナビリティ主張に基づいた製品開発が可能となる。
BASFはマスバランス方式を活用することで、従来の化石原料を再生可能原料やリサイクル原料に段階的に置き換え、サプライチェーン全体での炭素排出削減を推進している。今回の認証は、同社のサステナビリティ戦略の一環として、中国市場での持続可能な素材の提供を加速する狙いがある。
BASFは今後、他拠点へのISCC PLUS認証の拡大も視野に入れており、グローバルな持続可能なプラスチック供給網の構築を目指す。この取り組みは、中国の「カーボンニュートラル」目標にも貢献することが期待される。