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G7サミットが15日、フランス東部エビアンで開幕した。米国とイランが戦闘終結に向けた覚書に署名したことを受け、エネルギー輸送の要衝ホルムズ海峡の安全な航行を実現するための対応が議論の焦点となっている。また、レアアース(希土類)など重要鉱物の安定供給確保への合意形成も目指される。
米国とイスラエルによる2月末のイラン攻撃開始後、G7首脳の対面会談は初めてとなる。15日は歓迎式典と夕食会が実施され、16日にはウクライナのゼレンスキー大統領を交えた会合が予定されている。同日の昼食会には中東諸国の首脳も参加し、ホルムズ海峡への対応が議題に上る。
開幕に先立ち、議長国フランスのマクロン大統領はトランプ米大統領と個別に会談した。トランプ氏は冒頭で、14日にロシアのプーチン大統領、ゼレンスキー氏とそれぞれ電話会談したことに触れ、両氏が紛争解決への「前向きな姿勢を示している」と主張した。
G7首脳は、重要鉱物の安定供給を確保するため、サプライチェーンの多様化や資源国の協力促進に向けた具体的な合意を模索している。特に中国に依存するレアアースの調達リスクを軽減する方策が焦点となっている。
サミットでは、気候変動対策やデジタル経済のルール作りなど、広範な国際課題についても議論が交わされる見通しだ。首脳間の連携強化を通じて、世界経済の安定と平和構築への道筋が模索される。