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Kバレエトウキョウ(熊川哲也総監督)の新作バレエ「パリの炎」全2幕が、今月14日に千秋楽を迎えた。昨年9月に芸術監督に就任した宮尾俊太郎(42)が演出・再振付を手掛けた初の全幕バレエである。数多くのレパートリーを生み出してきた前芸術監督・熊川の後継者として、宮尾は新たな挑戦に臨み、その手腕を評価したい。
本作は18世紀のフランス革命を題材に、民衆と王侯貴族の姿を描く。オリジナル版は1932年、旧ソ連でワイノーネンが振付けて初演された。現在は終幕のパ・ド・ドゥのみがガラ公演などで踊られ、全幕が上演されることはほとんどない「幻の作品」だ。宮尾はこのチャレンジングな作品に挑んだ。
オリジナル版は主役ペア(ジャンヌとフィリップ)の踊りに偏り、前半のストーリーが単調だった。宮尾はこの欠点を解決するため、若き日のナポレオンや王妃マリー・アントワネット、革命家ロベスピエール、フェミニズム運動の先駆者オランプ・ド・グージュなど、歴史上の人物を登場させ、多角的な歴史群像劇に大胆に再構築した。
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