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8日のニューヨーク・マーカンタイル取引所の原油先物相場は大幅続伸した。指標となる米国産標準油種(WTI)の8月渡しは前日比3.08ドル高の1バレル=73.52ドルで取引を終え、6月22日以来約半月ぶりの高値となった。
相場上昇の背景には、中東情勢の緊迫化がある。米国とイランの関係が悪化し、中東からの原油供給が滞るとの懸念から買いが優勢となった。取引時間中には一時76ドル台まで上昇する場面もあった。
トランプ米大統領は、イランとの戦闘終結を宣言した覚書が失効したとの認識を示した。この発言により、地政学リスクへの警戒が一段と高まった。
さらに、米政府がイラン産原油に対する制裁緩和措置を撤回したことや、米軍による空爆も相場を押し上げる要因となった。これらの動きが供給不安を増幅させた。
一連の要因が重なり、NY原油先物は大幅な上昇を記録した。市場参加者は今後の米イラン関係の行方や追加制裁の動向を注視している。(共同)