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サッカーのワールドカップ(W杯)北中米3カ国大会は、ベスト4が出そろった。大会前から各チームの悩みの種は、酷暑に加え、広域開催による長距離移動の影響だ。1次リーグから準決勝までの7試合で、最も過酷な環境を乗り越えてきたのはどのチームか。各チームのキャンプ地を基点に各都市にある試合会場との移動距離を国際サッカー連盟(FIFA)などの情報を元に独自に算出した。
最も有利な条件で準決勝に臨むのはフランスだ。総移動距離は4チーム最短の約5500キロメートル。試合会場は米国東海岸に集中し、時差の影響も比較的小さかった。
対戦相手はFIFAランキング(14日現在)で平均29.5位と4強で最も高かったが、全試合を90分以内で制してきた。エースで主将のエムバペは「これから待ち受ける戦いの方が厳しいものになる。ただ、立ち向かう準備はできている」。その言葉からも余力が垣間見える。
そのフランスと対戦する欧州王者スペインは、約1万4400キロメートルを移動。こちらも全試合を90分以内で勝ち抜いてきた。ただ、4強で唯一、米国東西を横断する日程をこなし、時差の影響を最も受けている。決勝トーナメント2回戦からポルトガル、ベルギーと強豪との連戦も続いた。
一方、フランスとは直近の対戦で2連勝でデラフエンテ監督も「彼らを2度破った唯一のチームだ」。自信を持って臨めるのは、チームに好影響を与えそうだ。