
世界新聞・ニュース発行者協会(WAN-IFRA)は6月1日、フランス・マルセイユで年次総会「世界ニュースメディア大会」を開き、2026年度の「自由のための金ペン賞」をパレスチナ自治区ガザで活動する写真・映像記者に授与したと発表した。同賞は報道の自由に貢献したジャーナリストや組織を称えるものだ。
米民間団体ジャーナリスト保護委員会(CPJ)によると、2023年10月にイスラム組織ハマスがガザからイスラエルを奇襲攻撃して以来、ガザやレバノン、イスラエルなどで少なくとも263人の報道関係者が殺害されたという。
授与式にはロイター通信とフランス通信(AFP)のパレスチナ人スタッフが出席し、殺害された記者仲間の家族にカメラを向ける苦しみや、過酷な現場での取材の厳しさを語った。
大会初日には米紙ニューヨーク・タイムズのサルツバーガー社主が講演し、生成人工知能(AI)が「ニュースだけでなく書籍や音楽、研究の世界まで脅かそうとしている」と警鐘を鳴らし、報道機関が結束して信頼に足る情報を提供し続ける必要性を訴えた。
この記事は共同通信社が配信した。