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300万部突破の伝説コミックエッセイ『ダーリンは外国人』が、全リライト&オールカラーで復刻。その第3話では、言語オタクの外国人夫トニーが、日本人が英語を話せない理由について核心を突く。本書は2002年の発売から24年を経て、新たな装いで登場した。
さおりが出会ったダーリン・トニーは、言語オタクで傷つきやすく、穏やかで博識。彼は日本語の不思議な表現に疑問をぶつける。「やれああしろこうしろの『やれ』って何?」「ぶん殴るってどうして『ぶん』っていうの?」こうした質問の背後には、日本語の構造が英語習得を難しくしているという彼なりの分析がある。
トニーは日本の謙遜文化にも悲しみを訴える。自己主張を控える日本社会の習慣が、英語での発信力を弱めていると指摘。さおりはそんなトニーを必死で励ましながら、日本語と英語の違いについて一緒に考える。トニーのフィルターにかかれば、毎日が発見に満ちた楽しいものになる。
《結婚してどんな暮らしになるかは、外国人か日本人かというより、結局は互いがどんな性格で、どこが似ていてどこが違うのか、という問題だと思います。しかしそうは思っていても時々、私から見れば卵焼きやドリフターズで育ってないと、人はこうも違うものなのかと衝撃を受けることもあるのです。(本書「はじめに」より)》この引用が示すように、言語や文化の壁は予想以上に深い。
映画化もされた人気シリーズの復刻版は、全ページリライト&オールカラー。日本語の謎に迫るトニーの視点から、日本人の英語力の問題を考えるきっかけを与えてくれる。Amazon等で購入可能。