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台湾・戒厳令解除30年 白色テロ時代の真相解明、緒に就く

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Mika Nakamura
国際 - 22 7月 2026

台湾は15日、史上最長の38年間にわたる戒厳令が解除されてから30年を迎える。戒厳令下では政治活動や言論の自由が厳しく制限され、「白色テロ」と呼ばれる市民の逮捕・投獄が横行した。台湾社会は今、中国や香港の人権抑圧を横目に自由と民主主義を謳歌するが、苦難の時代の真相解明はようやく緒に就いたばかりだ。(台北 田中靖人)

台湾本島南東部・台東市の沖合約33キロに浮かぶ緑島。サンゴ礁に囲まれた外周約19キロの小島は夏場、ダイビングを楽しむ若者らでにぎわう。島内には、かつての「政治犯」収容所が一般公開されている。

初期の収容所「新生訓導処」で過ごした張常美さん(85)は1950年、18歳で中部・台中の高等商業学校に通っていたある日の授業中、校長から呼び出され、そのまま台北に連行された。張さんは入試の成績が良く生徒会に入っていた。訳が分からず泣き続ける張さんに、取調官は生徒会長が「共産主義者」だと告げた。言われるまま書類に拇印を押し、12年間を獄中で過ごした。判決書に書かれていた60人以上の「共犯者」の名前は、誰一人知らなかった。

陳新吉さん(76)は22歳で兵役中だった63年、突然部屋に入ってきた男6人に押し倒されて連行された。「台湾独立」運動の組織とされた「軍中互助会」の会員が高校の同級生で、食事をしたことがあった。指のツメの間に針を刺すなどの拷問を受けて「何人を仲間に引き入れたのか」と問われ、無実の友人数人の名前を言ってしまった。

戒厳令解除から30年、台湾では民主化が進み、白色テロの記憶を継承する動きも広がる。だが、被害者や関係者の高齢化が進む中、真相解明と社会的和解にはなお時間がかかるとみられる。台湾社会が過去と向き合う作業は、始まったばかりだ。

編集部注:この記事はAIを使用して作成されており、産経新聞の記事を元に、内容を変更せずにリライトしたものです。
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