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中国の習近平国家主席は8日、今年初の外遊先として北朝鮮を訪れた。近年、習氏は外遊の機会が減り、外国首脳を中国に招いて会談を行う「ホームコート外交」が中心となっている。習氏自らが足を運ぶことで、北朝鮮側を重視していると演出する狙いがあるとみられる。
習氏は新型コロナウイルス禍前の2019年には7回の外遊で12カ国を訪問していた。コロナ禍後は外遊機会が減少し、昨年は4回の外遊で6カ国を訪れるにとどまっている。
中国国内での首脳会談は増加傾向にある。先月だけでもトランプ米大統領とプーチン露大統領のほか、セルビアやパキスタン、タジキスタンの首脳が北京で習氏と会談した。香港英字紙サウスチャイナ・モーニング・ポスト(電子版)は先月、こうした変化について「ホームコート外交の常態化」との見方を伝えた。
今年初の外遊先に北朝鮮を選んだことについて、北京の外交筋は「友好国である北朝鮮を重視していることを形で示す必要があった」と分析する。習氏は昨年秋にアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議出席のため北朝鮮が敵視する韓国を訪れ、今年1月には韓国の李在明(イ・ジェミョン)大統領を北京に招き会談した。中国は北朝鮮と韓国に対する外交的な扱いのバランスを取る必要があったと、同外交筋は見ている。
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