t>

国際海事機関(IMO)は23日、ホルムズ海峡内のペルシャ湾に滞留する船舶を湾外に退避させる計画を発表した。この計画は、既存の航路が安全上のリスクを抱えていることから緊急に策定されたものである。
ホルムズ海峡に設定されている既存の航路は、イランによる事実上の封鎖や機雷敷設により危険な状態にある。IMOはこれに代わり、航路の南北に2つの新たなルートを指定した。
新ルートは順次、IMOが船舶に対して通過日時を指示することで運用される。これにより、混乱を避けつつ安全な航行を確保する狙いがある。
IMOは声明で、「イランやオマーン、米国などの協力を得て、1万1000人以上の船員らを安全に避難させる」と述べ、国際的な協力の重要性を強調した。
2月末の米イスラエルによるイラン攻撃開始以降、イランはホルムズ海峡を事実上封鎖し、機雷を敷設したため、多数の船舶が滞留を余儀なくされている。今回の計画は、この危機的状況に対応するためのものである。