
中国国営中央テレビ(電子版)は23日夜、山西省長治市の炭鉱で22日に発生したガス爆発事故の死者数を82人に訂正した。地元政府が記者会見で明らかにしたところによると、行方不明者は2人、負傷者は128人に上るという。中央テレビは当初90人が死亡したと伝えていたが、情報を改めた。
現場が混乱しており、当初報告されていた人数が不正確だったと説明されている。シンガポール紙の聯合早報(電子版)は、今回の事故が中国の炭鉱事故としては2009年に黒竜江省で104人が死亡して以来の規模になると報じている。
現場では24日も機器を使った捜索活動が続いている。しかし事故現場には有毒ガスが存在し、二次災害の危険があるため、捜索活動は困難を極めていると伝えられる。
地元政府は、事故を起こした企業に重大な違法行為があったとの見方を示している。事故原因の究明をさらに進める方針であり、再発防止に向けた調査が求められている。
事故を起こした企業の責任者は、当局により既に身柄を拘束されている。今後の捜査の進展が注目される。