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バングラデシュで「トランプ」と愛称が付けられた水牛が、イスラム教の祝祭「犠牲祭」でいけにえにされるのを免れた。トランプ米大統領の髪形にそっくりなことから話題になったため、政府が待ったをかけた。この件は欧米メディアが報じている。
この水牛は、毛並みや頭部の形状がトランプ大統領の特徴的な髪形を想起させるとして、地元で話題を集めていた。特に犠牲祭が近づくにつれ、動物愛護団体やネットユーザーが助命を求める声を上げていた。
「異例の関心」が集まったことから、犠牲祭直前に政府が動いた。関係閣僚が購入者への返金を命じるとともに、首都ダッカの国立動物園へ移送するよう指示した。これにより、水牛は安全な環境で保護されることになった。
現地メディアによると、水牛の所有者は困った様子を見せていたが、政府の決定に従うと述べたという。動物園関係者は、水牛が新たな環境に順応できるよう、専門スタッフがケアにあたるとしている。
犠牲祭では毎年多くの牛やヤギが生け贄にされるが、特定の動物がこれほど注目されるのは異例だ。今回のケースは、動物の個性やインターネット上の話題が政策判断に影響を与える現代の一面を示している。