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チアダンスで世界最高峰の大会とされる「THE DANCE SUMMIT CHAMPIONSHIP」の2026年大会(4、5月、米フロリダ州)で、中学生を主体とするジュニア部門で埼玉県の3チームがベスト10入りした。3チームは強い選手を外部から集めるのでなく地元中心メンバー構成でチアダンスをする子供たちの層が埼玉県は厚いことがわかる。県勢の強さの秘密を探った。
チアダンスは、スポーツ応援でみられるポンポンを持ったチアリーディングから派生したダンススポーツだ。技術や表現力に加え、フォーメーションチェンジや立体的変化などの構成も重視されている。
埼玉県の3チームに共通するのは、厳しい基礎トレーニングの徹底だ。筋力トレーニングと持久走を日課とし、フィジカル面で他県のチームを上回る土台を築いている。特に筋トレでは体幹を鍛えるメニューを重点的に実施。持久走では長距離を走り込むことでスタミナを養成している。
チーム内での競争も成長を促す要因となっている。ポジション争いを常に活性化させるため、定期的に実力テストを実施し、メンバーを入れ替えるシステムを採用。この競争環境が技術レベルの底上げにつながっている。指導者も「良い意味でのライバル意識がチーム全体を引き上げている」と語る。
地元密着型のチーム運営も強みだ。選手の多くが同じ中学校に通い、放課後に一緒に練習できる環境が整っている。保護者や地域住民のサポートも手厚く、練習場の提供や遠征時の送迎など、コミュニティ全体で選手を支える体制ができている。こうした地域ぐるみの支援が、持続的な強さの源泉となっている。