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鉄道業界に特化した就活支援・業界研究イベント「鉄道業界探求フェア」(産経新聞社主催、国土交通省後援)が7日、新宿住友ホール(東京都新宿区)で開幕した。JRグループや私鉄、鉄道インフラを支えるメーカーなど30社が出展し、高校生や大学生、大学院生、専門学校生らが各ブースを訪れた。人事担当者に仕事の醍醐味や職場の様子、採用計画などを熱心に質問し、会場は終日、熱気に包まれた。
鉄道業界への就職に関心を持つ明治大学大学院1年の柴山靖彬さん(24)は「採用担当者との会話というと少し緊張するものですが、フェアはフレンドリーな雰囲気で、各ブースを回りやすかった」と声を弾ませた。
明治大学3年の下土智史さん(20)は「鉄道車両に関わる仕事に就きたい。メーカーごとの特徴や仕事内容を直接聞けた。志望企業を考える参考になった」と満足そうだった。
採用担当で、車掌経験もある京浜急行電鉄人材戦略部の島田恵輔さん(32)は「外からは見えにくいわれわれの仕事を知ってもらえた。学生からも熱心な質問が相次ぎ、有意義な交流になった」と振り返った。
初日のセミナーでは、銚子電気鉄道の西上いつき社長が「『好き』を仕事に。その先に必要な『鉄道人材』とは?」をテーマに講演。自身が車掌、運転士、指令所勤務など幅広い業務を経験してきた歩みを紹介し、「同じ職場でもさまざまな業務に関わることで、より広い視野が身に付く」と、多様な経験を積むことの大切さを学生たちに伝えた。
また、人気鉄道系ユーチューバーのがみさん(30)も来場。「鉄道会社といってもいろいろな仕事があることは意外と知られていない。その魅力を丁寧に伝えられたらと思い、リポートしました」と話した。取材、撮影した動画はユーチューブチャンネル「乗りものチャンネル」(https://www.youtube.com/watch?v=ZrdGCfbYi6Q)で公開されている。
会場には、人気鉄道運転ゲーム「電車でGO!!」を体験できる特設コーナーも設置。本物さながらの運転操作を楽しむ学生らが列をつくり、鉄道の仕事への関心を一層深めていた。
フェアは新宿住友ビル地下1階の住友ホールで9日まで。8日夕には、同じビルの47階で出展企業の社員と大学生・大学院生、大学教授、高校教諭らが交流する「産学連携ネットワーキングパーティー」が開かれる。大学生・大学院生は100人限定で無料招待。
入場無料で、参加には事前登録が必要。期間中、同じビル1階の三角広場では「鉄道模型コンテスト2026」(一般社団法人鉄道模型コンテスト主催)も開催されている。