MEXICO CITY, MEXICO – JUNE 11: Raul Jimenez #9 of Mexico celebrates scoring his team’s second goal during the FIFA World Cup 2026 Group A match between Mexico and South Africa at Mexico City Stadium on June 11, 2026 in Mexico City, Mexico. (Photo by Carl Recine/Getty Images)現地時間11日、北中米3カ国共催のFIFAワールドカップ2026がついに開幕した。記念すべきオープニングマッチには、開催国の一員であるメキシコ代表と、自国開催だった2010年大会以来の出場となる南アフリカ代表が登場。試合は序盤からスピードに乗った展開を見せたが、3枚ものレッドカードが飛び出す異例の熱戦となった。
試合は開始早々の9分、メキシコが敵陣での鋭いプレスから先制点を奪う。南アフリカのビルドアップを制限し、エリック・リラが相手からボールを奪うと、こぼれ球を拾ったフリアン・キニョーネスが右足でゴールに流し込み、地元の観客を沸かせた。
その後もメキシコが主導権を握ったが追加点は生まれず、1-0で前半を折り返す。後半に入ると、立ち上がりの49分に試合が大きく動く。スルーパスに抜け出したブライアン・グティエレスが南アフリカのゴールキーパー、スペフェロ・シトレに倒され、一発レッドカードが提示された。南アフリカはわずか10人でビハインドを背負うことになる。
67分、メキシコがトドメを刺す。ラウル・ヒメネスのポストプレーからキニョーネスが右サイドへ展開し、ロベルト・アルバラードのクロスにヒメネスがヘディングで合わせて2-0。メキシコの3トップが機能した美しい連係だった。
終盤に入っても判定が荒れた。83分、南アフリカのテンバ・ズワネが相手のランニングコースを妨害し、この日2枚目のレッドカードで退場。さらに後半アディショナルタイムには、メキシコのセサル・モンテスにもレッドカードが提示され、開幕戦で3人が退場処分を受ける異常事態となった。試合はそのまま2-0でタイムアップ。メキシコが地元開催の大舞台で白星スタートを切った。
メキシコは次戦、18日に韓国代表と対戦。南アフリカは同じく18日、チェコ代表と対戦する。両チームとも、この日の荒れた展開をどう立て直すかが問われる。