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7日の国債市場で、長期金利の指標となる新発10年債(383回債、表面利率2.7%)の利回りが上昇し、一時2.850%を付けた。日本相互証券によると、これは1997年5月以来、約29年ぶりの高水準となる。高市政権が進める積極財政政策への懸念から、国債が売られて利回りが上昇した。
終値利回りは前日より0.010%高い2.840%で推移した。大阪取引所の10年国債先物の中心限月である9月きりは14銭安の126円81銭と下落した。
市場では、政府が策定を進める経済財政運営の「骨太方針」が日銀の利上げをけん制する内容と受け止められている。インフレに対する日銀の対応が後手に回るとの不安も、長期金利の押し上げ要因となった。
住友生命保険の大原悟司資金債券運用室長は「今後控える政府の来年度の予算編成など(国債には)売り材料が多い。市場では3.000%が心理的節目として意識されている」と指摘した。
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