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不動産大手のヒューリックは7日、ベネッセコーポレーション傘下の進学塾「鉄緑会」の運営会社を買収すると発表した。鉄緑会は東京大学の合格実績で定評があり、ヒューリックは教育事業の強化に向けて拠点拡大を目指す。
鉄緑会を運営する東京教育研(東京)を7月末にも完全子会社化する。取得額は非公表だが、ヒューリックは財務基盤を生かして教育分野への投資を加速させている。
ヒューリックが公表した資料によると、2026年度に鉄緑会から東京大へ合格したのは584人で、占有率は20%にのぼる。東京のほか大阪市、京都市、兵庫県西宮市にも展開しており、今後はさらに拠点を増やす方針だ。
ヒューリックはすでに個別指導塾を運営するリソー教育グループを傘下に持っており、今回の買収で進学塾のラインアップを広げる。教育事業は中長期計画の重点分野の一つと位置づけられている。
36年までの中長期経営計画では、企業の合併・買収(M&A)などを通じて教育事業を強化する方針を掲げており、今回の買収はその一環となる。業界では少子化の中でも難関大学受験ニーズは根強く、ヒューリックは競争力を高める狙いがある。